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【医師が一人で抱えこむ悩みの一つ4】情報量の圧倒的格差を知る編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【医師が一人で抱えこむ悩みの一つ 3】情報量の圧倒的格差を知る

 

「神戸の医療CSコンサルタント 平岡です。

この度は前回の記事それぞれの認知フレームに引き続き

円滑な診察のための対話のヒントをお伝えしていきます。」

 

✅情報量の圧倒的な格差を意識する

  • 患者さんとのファーストコンタクトで置き去りになっていることはありませんか?
  • 言葉の選択
  • 表情
  • 院内の日常は患者さんにとっては非日常的の出来事
  • 双方の認知フレームの違い
  • 情報量の圧倒的格差を知る

 

患者さんが医師の診察の中で、あるいは病棟でもどこでも、安心して治療を受けることが出来る

為に必要なことは、提供する医療がどれほど先端医療であるか、投与する薬剤がどれほど効果の

高いものであるとかも、もちろん大切ですが、これまで一貫してお伝えしてきたことの延長で

「感情に寄り添う」アイテムが必至である、と思っています。

まず、その場(院内のどこであれ)が安心感をもたらすものである、という演出が大事だと思う

のです。

理想を追うならば、医師のみならず、もちろん、看護師の皆さん、脚早に通り過ぎる院内の事務

職員、清掃の方々、業者、その病院では皆が患者さんを病、という不安材料を抱えた人、と

認識し尊重する姿勢をパフォーマンスできれば本当に10あるトラブルの内のどれだけをいとも

簡単に回避できることか、と思います。

 

ちょっと道を逸れたみたいですね・・・

 

さて、医療情報というものは、今やインターネットでいくらでも検索が出来る情報の一つかもし

れません。

しかし、メディアに翻弄されて本当に必要な情報を得ようとすると、やはり素人ではかなり困難

であることには変わりありません。

まれに、膨大な資料を収集して独自の医学的見解を医師へ述べる勉強熱心な患者さんもいらっし

ゃいましたが、収集した例えば学会の文献がいつのものか、どの医師が発表したものか、その後

はどういう評価を得ているか、などには頓着していない場合がほとんどです。

医師に自分の病気を丸投げにすることよりは、幾分良い姿勢かもしれませんが、医師の判断を

信頼してもらっていない、ともしお互いに疑心暗鬼の様子が芽生えでもしたら逆効果ではないか

な、と懸念します。

 

また少し本題から逸れました・・・

 

患者さんの医療の知識と医師のそれとは必ず、ギャップがあります。

上述したようなタイプの患者さんもいれば、全く自分では病気については医師から得る情報だけ

の患者さんも居ます。

いずれにしても、情報強者である立場の医療従事者は対話を尽くして、対峙する患者さんの知識

とこれから伝えようとする話、との間にどれほどの溝があるのかを探ることが大事です。

言わずもがな・・・のことで強縮ですが、

患者さんの都度都度の感情にぴったりと寄り添って話を進めていくことが、とても重要になって

きます。

そのペース配分にも全力で配慮をしなくてはならない時もあります。

「ここまでで、何かわからないことはありませんか?」

と確認しながら、患者さんの反応をよく観察することを忘れないでいることは

「共感」

というスキルを用いているのです。

患者さんの判断や選択が迫られる医療段階においても、この共感」

スキルが発揮されていれば、患者さんとの信頼関係は安定して継続していくはずでしょう。

「一緒に病と向き合っていきましょうね」、という気持ちを患者さんと共感することが

出来れば患者さんにとっては100人力を得たような気分ではないでしょうか。

 

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